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あなたこそ最大の敵!?
さて、何だかすごいタイトルですが、そのままです。
ひきこもり当事者の意思など関係無しにあなたが助けようとすれば、相手は受け入れません。
受け入れられないと言った方が良いのかもしれませんね。
例えば、あなたが相手を外に出そうとする事もそうです。
それを単純に例えるなら、あなたの友達が、あなたが行きたくない所に行こうと誘っているようなもの、と言えば解りやすいでしょうか。
友達に誘われても、行きたくないんじゃないでしょうか。
誘ったのが友達じゃなかったら?
口うるさい上司だったら?
行きたいと思いますか?
しかし、相手が感じる苦痛(行きたくない気持ち)はあなたの行きたくない気持ちとは比べ物になりません。
10倍か、100倍かもしれません。
私の場合は、行かなくて良いなら友達いなくなってもいいとさえ思ったほどですから。
それが友達じゃなかったらどうでしょう?
答えは明白ですね。
つまり、あなたが相手を助けようとすることで、あなたから離れていくんです。
助けようとすればするほど相手を苦しめる。
最悪の場合、あなたは相手の敵にされてしまう。
まるで口うるさい上司のようにね。
どうです?ほっといてくれって思ったりしません?
では何もせずにそっとしておけば良いんでしょうか?
それも違います。
答えは簡単。
あなたが最大の味方になれば良い。
そのためには、相手を外に連れ出すのではなく、相手の部屋に入れる存在になれば良い。という事。
話をする事。
あなたの意見などどうでも良いんです。
大事なのは、相手が何を考え、何を思い、何を恐れるのかを知ること。
あなたは知っていますか?
理解していますか?
当事者の話を聞いて、励ますなんて事してませんか?
あなたの言いたいことは後回しです。
話を聞き、理解する。
ただ、それだけ。
あなたがなんとかする事ではなく、相手がどうしたいか。
それが大事なんです。
ひきこもっているのはあなたでは無いんですから。
相手が話す言葉をしっかり受け止める。
どんなくだらない事でも、相手にとっては大きな事なのですから、決してあなたの視点で見ないように気を付けてください。
あなたの意見(言葉)が相手にとって凶器になりかねないと言う事は覚えて置いてください。
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