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接し方。
ひきこもり当事者とどう接していいか分からない。
そんなことをひきこもり関係者の方から良く聞きます。
友人がひきこもりになってしまったと悩む人はこう言いました。
「何を話したら良いのか分からない」
それは当たり前です。
何も話してないから、何も話せないんじゃないでしょうか。
話す前から、相手の話したいことが分かるはずがありません。
まず、話すことから始めましょう。
内容は何でも構いません。
何を話して良いか分からないから話さないのは最低です。
私がひきこもっていた時、それは無視されているのと同じ感覚でした。
ただ、普通におはようとか、今日は寒いねと話しかけられたほうが良いと思いました。
自分がここに存在していることがわかりましたから。
ただし、つまらない愚痴なんかは言わないで下さい。
たとえば「電気代がかかるから早く寝ろ」
そんな言葉は言わないで下さい。
当事者が受けるショックはあなたの想像の100倍は大きいです。
あなたの意見を先に出してはいけません。
まず、相手の話を全力で聞いてあげて下さい。
相手の話を少しずつでもしっかり聞いていれば、
話すことは出てくるはずです。
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